住宅を購入して団体信用生命保険へ加入すると、「今まで入っていた生命保険はそのままでいいの?」という疑問が出てきます。
実際、住宅購入は生命保険を見直す大きなタイミングの一つです。団信によって住宅ローン残高に対する保障が追加されるため、生命保険の死亡保障と一部重複する可能性があるからです。
団信とは
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン契約者が死亡するなど所定の条件に該当した際、保険金によって住宅ローン債務を弁済する仕組みです。(住宅金融支援機構 団体信用生命保険)
なぜ生命保険と重複する?
住宅購入前に死亡保障を考える際、
- 家族の生活費
- 教育費
- 住居費
などを含めて保険へ加入していることがあります。
ところが住宅購入後に団信へ加入すると、死亡時の住宅ローン負担がなくなる可能性があります。すると、それまで生命保険で準備していた「住居費部分」が不要になることがあります。
生命保険を全部なくしていいわけではない
団信は基本的に住宅ローン残高への備えです。そのため、
- 生活費
- 教育費
- 葬儀費用
などは別途考える必要があります。
つまり、団信加入=生命保険不要 ではありません。
住宅購入後に確認する4項目
団信の保障内容
死亡・高度障害だけなのか、疾病保障などもあるのか確認します。
生命保険の死亡保障額
現在いくらの死亡保障があるか確認します。
遺族に必要な生活費
住宅ローンがなくなっても、生活費は残ります。
公的保障
遺族年金なども含めます。(日本年金機構 遺族年金)
保険料を下げられる可能性
住宅購入前に大きな死亡保障へ加入していた場合、団信加入後に保障を減らせれば保険料負担が下がる場合があります。
ただし、現在の保険を先に解約するのではなく、必要保障額を再計算してから判断しましょう。
まとめ
団信と生命保険は、一部の保障目的が重複する可能性があります。住宅購入後は、
- 団信
- 生命保険
- 預貯金
- 公的保障
をまとめて確認し、必要以上の保障になっていないか見直すことが重要です。
ご自身での判断が難しい場合は、保険相談を活用する方法もあります。相談先は以下も参考にしてみてくださいね。
住宅購入時の保険相談 | Money Forest
住宅ローン、団信、火災保険、死亡保障の見直しをまとめて相談できる窓口を比較。